こんにちは。フリーのボイスアクター、みかんと申します。
いつもご覧いただきありがとうございます。
私はミュージカル映画が好きで、古いものから新しいものまで、色々なミュージカル映画を見ています。
ミュージカルをみていて思うのは、いい声の人は身体がきれいだということ。
整体師の観点で見れば、「いい声」は整った身体でないと出せないので、
いい声の人が歌っているのを見るだけで整体の効果があります。
試しに猫背と、背筋を伸ばした状態と、両方で声を出してみると、「歌うこと」は身体を整体するということが実感できると思います。
今回は、声と演技のプロがみんなで力を合わせて1つの作品を作っている、ミュージカル映画をご紹介します。
表現者としてのエネルギーをチャージしましょう!
私のお気に入りは「シカゴ」です。2002年製作のロブ・マーシャル監督作品で、スペシャルエディっションには制作秘話がたくさん詰まっています。
DVDを借りるときに特典を見てみて、監督の解説があるなら、ぜひ見ることをお勧めします。
作り手がどういう気持ちで作っているのか、役者をどういう目で見ているのかがわかると、
表現する側としてとっても参考になりますよ。
シカゴは、「この街では、銃弾一発で有名になれる」をキャッチコピーに、
人を殺して牢屋に入っているキャバレーのトップスターと、アイドルに憧れる主婦が、
マスコミの気をひきつけながら裁判を進め、有名になっていくという話です。
「オール・ザット・ジャズ(all that jazz)」「ナワデイズ(Nawadays)」
など、ジャズの数々の名曲と、豪華な演出であっという間の2時間が楽しめます。
レニーゼルウィガー、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、クイーン・ラティファ、
個性的でセクシーな3人の歌声をお楽しみくださいね。
次におすすめなのが、「ヘアスプレー」です。
2007年製作のアメリカ映画で、ぽっちゃり太った親子が踊りまくる、とっても明るく楽しい映画です。
ヘアスプレーのCMが大ヒットしたという設定から、ヘアスプレーというタイトルがついています。
主役のニッキー・ブロンスキーと母親役のジョントラボルタがキレッキレで面白いのがポイントです。
ミュージカルではないのですが、「プリシラ」は感性を深めます。
1994年製作のオーストラリア映画で、3人の女装のゲイが主人公です。
1台の車で都会から砂漠まで旅をする、切ないロードムービーです。
「ドラッグクイーン」という、ゲイの中でも派手に女装してステージに立つのが特徴で、
斬新なファッションはアカデミー衣装賞など数々の賞を受賞しました。
クリアエイターのなかでプリシラの名前を出すと、私も好き、という仲間が結構いますよ。
声優のエネルギーチャージには、「天使にラブソングを2」がお勧めです。1993年製作のアメリカ映画で、1もありますが、圧倒的に2が面白いです。2015年にディズニーによるリメイクが発表されたので、とっても楽しみにしています。
キャバレーの歌手のウーピー・ゴールドバーグが身をかくまうために風変わりなシスターになり、
持ち前の歌のスキルを活かして大活躍する話です。
讃美歌をジャズ風にアレンジして募金活動を行ったり、
高校生たちを指導して讃美歌の合唱コンクールで優勝を狙います。
讃美歌は覚えやすくて、心を晴れやかにするので、とっても癒されます。
声を使ったお仕事は、一生続きます。
素敵なものに触れて、いい人生にしましょう。
今日も良い一日を祈っています。
みかん