こんにちは。フリーのボイスアクター、みかんと申します。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日、寒くて寝れないという話をしましたが、睡眠は本当に大事ですよね。
まず、くちびるやのどは粘膜なので、身体の変化に敏感。
風邪をひくとすぐ声が出なくなったり、鼻がぐずついたりしてしまいます。
また、顔のや爪の周りの皮膚もとても繊細です。
疲れて栄養がいかなくなると、吹き出物や、くま、ささむけなど、
「なんか疲れてるね」と見える原因になってしまいます。
再三お伝えしていますが、
「声優」は人に影響力を与える仕事。
声は何よりも、人に色々なイメージを喚起させる大切な情報です。
ここで元気がないと、人は姿が見えないので、
とても心配してしまったり、不愉快な気分になるでしょう。
声優になるなら、元気で、しなやかに生きていきましょう。
ウィリアム・C・デメントさんが、「良い睡眠方法・環境の条件」というものを提唱しています。
下記がその項目になります。
- 夜になったら、覚醒効果のあるカフェインを含む飲み物は避ける。
- 夕食やアルコールは、眠りの質を下げるので就寝時間の三時間前には済ませる。
- 自律神経を整えるため、就寝時間を一定にする。
- 寝る前に○○をする、という習慣をつけると、身体が準備をしてよく眠れる。
- 寝室を暗くして、寝室を静かな環境にして、寝る前から眠る準備をする。。
- 寝室の温度を適切なものにする。
- マットレスや枕、毛布などの寝具を自分に合ったものにする。
いかがですか?
以前にもお伝えしましたが、上機嫌である人と、人は一緒に働きたいと思います。
ベテラン声優さんのインタビューをきくと、みんなパワフルで快活で、人柄から丸ごと大好きになってしまう人が多いです。好きな人からは何を聞いても元気が出ます。
深く眠れる環境を整えることは、人生の質を上げ、さらに良い仕事をもたらしてくれます。
声優の「森久保祥太郎」さんは25歳までに役者1本で生きていきたいと思って、
頑張った結果夢をかなえ、第一線で活躍しています。
目標を持ち、魅力的な人になるために、自分に投資しましょう。
もし眠れないあなたへ
不眠症の自覚はありますか?
もし眠れないのなら、カウンセリングや、東洋医学的な体質改善など、色々な手段があります。
改善策はお医者さんに行って睡眠薬、だけではないのです。
多くの場合、「安心感の欠如」が不眠の原因と考えられています。
安心できない状況は、交感神経という自律神経の中でも覚醒させる神経を働かせ、
副交感神経という休ませる神経をストップさせてしまいます。
環境を変えたり、カウンセリングで悩みを解消すると眠れると思います。
本当に眠れる環境を考えましょう。
面白い話ですが、霊長類であるチンパンジーやゴリラ、オラウータンなどの睡眠の特徴は、「寝床をつくる」ということだそうです。木の枝などを折り曲げてクッション性のあるベッドをつくり、皆で身を寄せ合って樹の上で寝るのです。
また、オーストラリアの原住民であるアボリジニーは、浅い穴を掘り、その中でまるまって就寝します。
寝ている間、哺乳類は無防備な状態になります。
それをカバーするために、親子関係や横のつながりを大切にし、
皆で生きるということを選択してきました。
安全で眠れることは、本能と深いかかわりがあります。
あなたは一人じゃないのです。
誰かに打ち明けて、サポートを求めてくださいね。
と、いうわけで声優になるための良質な睡眠の条件のお話でした。
声優の道は一生続きます。
一緒に頑張りましょう!
今日も良い一日を祈っています!
みかん