こんにちは。翡翠です。
今回は、オーディションについて気をつけるべき点をお話します。
前回の記事で、朗読劇の経緯についてドラマCDのオーディションに参加したことから仕事をいただいた話をしました。
ドラマCDのオーディションは受かった者はワークショップに参加する、という条件がついており、その後、ドラマCDの役をいただける、という流れのものでした。ワークショップはプロの方が講師をしてくださって、演技のことなど声優として必要なことを学んでいく場です。これには費用が発生します。
結果から言うと、オーディションに合格しました。そして、ワークショップに参加し、ドラマCDの役もいただくことができました。
ドラマCD制作をしているところが朗読劇を開催するので出ないかという話をいただき、前回お話した朗読劇の仕事をさせていただきました。
ドラマCDの出演者も全員決まった頃、宣伝ということで都内のライブハウスでドラマCDの番外編のような話を朗読劇形式でやりました。
肝心のドラマCDについては、未だ完成していません。
この話があったのが2011年なので、もう4年間連絡も一切いただいていません。どうなったのか問い合わせてもまったく回答もありません。
以前お世話になっていた方が関わっていた事なので、何も疑うことはなかったのですがショックというか腹立たしいというか、なんとも言いようがありません。
なぜ、製作が止まってしまったのか、もしくは製作自体がなくなってしまったのか、そういった話が製作側からあれば、こんなに腹立たしいと思うことはなかったと思います。
問い合わせにも答えない、そんな説明も一切ない。もちろん、ワークショップに掛かった費用も返済はありません。本当に悪質です。
声優オーディションの中には、こういうものがたくさんあるので気をつけてはいたんですけど、まさかの落とし穴でした。
・オーディション時にオーディション料を取る
・オーディション後に費用がかかるワークショップに参加しなければいけない
・合格してもノルマがある(CDを20枚買い取る、チケットを10枚買い取るなど)
他にも色々とあるかもしれませんが、こういったお金がかかるものは疑ってかかった方が良いと思います。
特に、オーディションで費用がかかるなんてことは、しっかりしたところであればまずありません。
これから、声優オーディションに応募される方は、募集要項を必ずよく確認してください。
そして、費用等記載がない場合などは担当者に問い合わせをしてください。
これは、声優だけでなくモデルや歌手などのオーディションにも言えることです。