こんにちは、翡翠です。
今回は、声優になるための参考書はどんなものが良いかお話します。
正直な所、本屋さんで売っている参考書はあまりおすすめしません。
ひとつの知識として参考書を読むのは良いと思います。
ですが、例えば一冊だけ買ってそればかり読むというのは私は良いとは思いません。
参考書を買うのなら、何冊か買うことをおすすめします。
今はネットでクチコミなども見ることが出来ますし、本屋さんに行く前にある程度調べることもできます。ネットショッピングで本を買うことも出来ますしね。
私も色々な参考書を買いました。でも本だけではアクセントなどはわかりませんし、役者に正解はありませんから、やっぱり実際に見聞きして学んだ方が身に付きます。
じゃあどんな参考書を選んだらいいのかというと、専門学校や養成所に行く前の準備段階としての場合でお話しますと、発声練習とか基礎トレーニングとかよりも、朗読の本とか演出の本などをおすすめします。
専門学校や養成所へ行く前に、独学で基礎トレーニングや発声練習などやってしまうと、癖がついてしまい、いざレッスンをし出した時、その癖を直すことがとても難しいからです。
それよりも、朗読の本で声を出して本を読んだり、早口言葉の本で早口言葉を練習するのも良いかと思います。
演出の本に関しては演出家の方はたくさんいらっしゃいますので、色々な演出家の考えを知るためにも読んでおくと勉強になります。あとは、養成所や専門学校に行くと必ず「外郎売(ういろううり)」というものをやりますので、外郎売の本を読むのもおすすめです。
外郎売は元々は歌舞伎の演目なのですが、発声や滑舌の練習に使われます。そして覚えさせられます。
アクセントは色々と種類があるので、独学で本格的にやると、レッスンの時にアクセントが違ったりした場合また直すのが大変なので、どういうものなのかという意味で事前に調べておくのも良いかと思います。